防音のはなし

地球に優しい省エネ複層窓ガラス スマイルペア

ガラスのはなし

防音のはなし

Soundproof

音って何だろう?

音の性質を知りましょう

音とは、ひとことでいうと空気振動のこと。ある物体が振動して空気に波を作り、それが空気や物質を伝わって耳に届いたときに音として聞こえるわけです。耳障りな心地よい音も、すべて空気振動によって発生する現象なのです。

音の大きさと音域が、騒音と感じる分かれ目

音は空気振動の波が大きいほど強く、小さいほど弱くなります。このエネルギー(音の大きさ)を表す単位がデシベル(dB)。また空気の波が1秒間に振動する回数が多いほど高い音となり、少ないほど低い音になります。これを周波数といい、ヘルツ(Hz)で表します。私たち人間の耳には、同じdBの場合、低い音ほど聞こえにくく、高い音ほど敏感に聞こえるという特性があります。暮らしに入り込む騒音を減らすためには、まず音のエネルギー(dB)の到達を下げる工夫をすること。そして、よく聞こえて内容も判断できてしまう音域の音をどう防ぐかがポイントになります。

音の3要素
音の3要素
生活音の聴感とデジベル数値
生活音の聴感とデジベル数値

音の伝わり方もいろいろ

もうひとつ、忘れてならないのが音の伝わり方。大きく分けると2種類あり、ひとつは空気中を伝わって聞こえる「空気音」。もうひとつは壁や床などを伝わって聞こえる「固体音」。2種類が混ざった音もあり、種類によって防止策も違います。より効果的な防音対策を立てるために、まず暮らしの中の機になる音、防ぎたい音の種類を把握しましょう。

「空気音」と「固体音」
「空気音」と「固体音」

音が出入りしにくい開口部にする

住まいの防音対策としては、まず隙間が少なく高い気密性が確保されていること。空気音はまず隙間から出入りするのです。床、壁、天井など断熱性能を上げるために気密性を確保しますが、これは防音にもプラス。その上で空気音が通り抜けにくい材料や仕組みで構成しましょう。弱点は窓やドアの開口部。ここの対策が住まいの防音を左右します。

暮らしにあわせて窓ガラスを選ぶ

一枚ガラス
一般に、ガラスは厚くなるほど遮音性能が高くなります。ただし特定の周波数で遮音性能が低下する「コインシデンス効果」という現象に注意が必要です。

複層ガラス
もともと複層ガラスは断熱を目的として生まれたガラスで、遮音効果を追求したものではありません。また複層ガラス特有の現象として「共鳴透過」が発生しますが、この現象は外側と内側の厚さの異なるガラスを使うことで軽減できます。

防音合わせガラス
遮音効果絵選ぶなら2枚のガラスの間に防音中間幕をはさんで加工した<ラミシャット>。高気密サッシと組み合わせて使うことで、コインシデンス効果による遮音性能の低下を抑え、人間の耳が敏感な音域で高い遮音性能を発揮します。

二重窓
今ある窓の内側に<スマイルまどまど>を取り付けると、約35dBの音をカットすることができます。さらに、断熱性能は一枚ガラスの約2倍。騒音だけでなく、冬の寒さも寄せつけません。

技術用語解説

コインシデンス効果とは?

コインシデンスとは一致するという意味で、ガラスが特定の周波数で振動し、結果的に遮音性能が低下する現象。ガラスが薄いと高い周波数で、厚いと低い周波数で発生します。
●3ミリ厚のガラス=4000Hzで発生
●5ミリ厚のガラス=2400Hzで発生
●6.8ミリ厚のガラス=1765Hzで発生

共鳴透過とは?

2枚のガラスが中空層を介して共鳴する太鼓張り現象によって、一定の周波数で遮音性能が低下する、複層ガラス特有の現象。250~400Hzの低音域で発生します。

透過損失(遮音性能)とは?

壁・窓ガラス・床など、さまざまな材料の遮音性能を示すのは、その部材を透過する際に音がどれだけ失われるかを表す透過損失という値。単位はデシベル(dB)で、この値が大きくなるほど遮音性能も高くなります。